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その人らしく

お知らせ

我が町、生野区田島はレンズの町と言われてきました。大阪市立田島小学校の西側に「田島神社」があり、「石田太次郎顕徳碑」と「眼鏡レンズ発祥之地」碑が並んで建っています。

田島地区は 明治から昭和にかけて, 国内有数の「眼鏡レンズ」生産拠点でした。最盛期にはたくさんの家内工場があったそうです。

私達のご利用者様も、レンズを製造していた方も多いです。先日、ケアに入っていたご利用者様。私に見せたい物があると。

直径20センチくらいの虫眼鏡。

家宝だと見せて頂きました。こんなレンズを作っていたと、眼を輝かせお話しされました。眼鏡のレンズとは違う高度な技術が必要で、絶対に自分達の技術に安請け合いはせず、値切られても、絶対に首を立てに振らなかった、自分の仕事に自負を持っていたと話をしてくれました。

こんなレンズでも、身体全体を使う力仕事で、だから、こんな足や手になったんよ。と笑いながら曲がった指を見せておられました。

この利用者様の入浴介助に、これからは、「お疲れ様でした」の意を込めて、背中を流そうと感じる私でした。

ご利用者様一人一人、家族を支える為、生きていく為に、お仕事をされていました。その時のお話しを聞くと、その方の生き様が見えてきます。

私達も通る道、「老後」。

一言で介護と言いますが、私達はその利用者様一人一人の人生の先輩として、反対に色々学びがあります。

最盛期は「老い」の事など想像も出来なかったと笑顔で話される姿に、また、「その人らしさ」の理念を元に頑張ります🍀